スラッシュドット ジャパン | GoogleがPCのマイク音声から見ているテレビ番組を特定するソフトを開発
GoogleがユーザのPCのマイクから周囲の音声を収集することによってユーザが見ているTV番組を特定するソフトウェアを開発した。この技術は収集した音声を5秒毎にdigital fingerprint化し、それを音声データベースサーバ上に置かれた既存TV番組のfingerprintと照合することによりユーザが見ている番組を特定し、ユーザのTV番組に対する嗜好情報を広告等に利用する。
これを盗聴だとする声も上がったが、プロジェクトリーダーのMichael Finkによると、1秒の音声はたった4バイトのデータにまで縮約され、これから人の会話などの内容を再構成することは不可能だという。
パソコンのマイクから周囲の音を拾って、どんなテレビ番組を見てるのかを分析したら盗聴でしょう・・・
Google はデータの収集や分析など、やっている事から危険性は指摘されていましたが、段々変な方向へ進んできて、それが表面化してきている気がします。
匿名にした AOL の検索履歴からだけでも個人情報が明らかにされたのに、AdSense とかで個人情報を登録して、クッキーをそのままにしていたら、検索履歴と個人情報はセットになりますし、Gmail や GoogleTalk を使っていたら、私的な会話やメールもデータベース化されます。
グーグルデスクトップを使っていたら、自分のパソコンのデータもグーグルに送信されますし、私の様に Blogger.com を使っていたら、思想的な事や人によっては日記に書く様な内面的な事まで分かってしまいます。
その上会話まで盗聴されたら、「1984」のビッグ・ブラザーに成ってしまいそうです。
元記事(英語)はこちらです。
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